育児・家事

男らしさってなに?「男らしさの終焉」

最近、こどもを注意するときに、「男の子なんだから」ワードを使わないようにしているみたろうです。

僕がこどもの頃にあたりまえだった「男らしさ」も変わってきました。

男子に「くん」を使わず、「さん」を使うというのでも驚きでした。

自分のこどもの頃の常識を当てはめてこどもと接しては、こどもにとってよくないですよね。

子育てをしていく中で、今後も変化していくジェンダーの問題について、僕も勉強しておかなければと思いました。

本書に関しては、タイトルの通り「男らしさ」がもう古いですよ!

新しい考え方をみんなで持てば、男らしさで苦しむことなくなりますよ!という話です。

男らしさの終焉

著:グレイソン・ペリー

訳:小磯洋光

作者紹介

グレイソン・ペリー

生年月日:1960年3月24日

イギリスの現代アーティスト。英国アカデミー賞受賞テレビ番組の司会者

「男らしさの終焉」の概要

 最初から「壊れてないなら直すなよ」という頭に残るフレーズから始まる。著者は、本書の中で「男らしさに疑問を持つこと」の大切さを、自身の体験(実際に本人にも男らしさの一面があることに触れながら)を交えて語っている。

 男性の頭には必ず指揮者がいると筆者は語る。決められた基準を守るために、男性のあり方に関して様々なソース(両親、教師、友人、映画、テレビ、書籍)を基に男性に指示を与える。

 著者は、この指揮者(男性省)によって、男性は与えられた役割ができなければ傷つき、傷つかないように役割を全うしようとすると語る。

 2章では男性省について語られている。男性省は環境によって作られていくことを語っている。

 「男らしさ」「男性性」は、生まれつきの性差ではなく取り巻く環境によって形作られる。

 男性性の存在、実態について述べた後に、著者は今後の男性性についても語っている。

読書後の気づき

  • 自分を無意識に縛る「性意識」がある
  • 男性はこうあるべきというしがらみからの解放
  • 意識することで少しづつ変えていくことができる

 読み初めは、翻訳本なので頭にうまく入ってこなかったですが、読み進めるにつれて理解が深まっていきました。

 「壊れていないから直すなよ」というメッセージが強烈に印象に残りました。

これまで問題なかったのだから変える必要がないという考えることの放棄と言いましょうか…

視点を変えれば、壊れている、間違っている部分があるかもしれないのに、眼を向けない。

「男らしさ」ってなんだろう?って考えてみたらなんでしょうね。

筋肉モリモリとか、諦めないとか、泣かないとかですかね。

真剣に考えてこなかったことを真剣に考えるべきということでしょうか。

男らしさについて悩んでいる方にはぜひ読んでほしい内容です。

-育児・家事