育児・家事

子育て世代に読んで欲しい!「これからの男の子たちへ」

息子が乱暴な言葉を使って困っている。

息子がちょっと乱暴なのは「男の子だから」しょうがないのかな?

息子はかわいいぬいぐるみが好きだけどこれっておかしいのかな?

など、男の子を育てるにあたってたくさん悩みがありますよね。

僕の家も長男、次男、三男すべて男の子です。

それは、毎日騒がしくて家が壊れそうです。

長男は、小学校1年生になってから、言葉遣いなどが、どんどん「男子化」していき、態度もオラオラになっていきました。

「男の子だから」しょうがないか。自分のときもそうだった。と、自分に言い聞かせて、過ごしていました。

こんな状況、考え方ではダメでした。

この行為は、無意識に自身がしている「男らしさ」という価値観の押し付けと、「男の子だから」という根拠のない逃げ道をなくすことです。

「これからの男の子たちへ」を読めば、今まで無意識だった「男の子らしさ」、「女の子らしさ」の問題に気づくことができます。

「男の子らしさ」「女の子らしさ」というフィルターを取り除いて、ひとりの人格としてこどもと接することができるようになると思います。

この本を読んでわかること

  • 無意識にしてしまっている性差別
  • 環境によって「男の子らしく」「女の子らしく」なる
  • 「男の子だから」「女の子だから」は許されない

著者プロフィール

  • 太田啓子
  • 弁護士
  • シングルマザーで2人の男の子を育てる

本の概要

著者は、幼少の頃から「男らしさ」「女らしさ」に違和感を覚えて過ごしてきた。2人の男の子を育てる中で、子育ての際に出てくる「男らしさ」に疑問を感じていた。男の子の育て方に無意識に行われている性差別の観点から、インタビューを交えながら、これからの「男の子の教育」の在り方を模索していく内容。

読んでみての感想

こどもたちの様子で、普段は気にせずに関わっていることにも、無意識のジェンダーバイアスがあるという視点は、これから常に気にしていかなければならない問題だと気付かされました。

他にも、性暴力・DV・セクハラなど多岐に渡る問題について、著者の経験も踏まえてわかりやすく書かれています。

「男らしさ」という視点から、DVなどの問題、男性の暴力、言動について考えることのよって、個人の問題ではなく社会全体の問題として捉えることができるのではないかと個人的に思いました。

自分が小学生、中学生の頃に行われていた行為が、「当たり前」ではないということを意識させられました。

途中、色々な事例が出てきますが、「男の子ならあるある」となにも考えずに言ってしまうことが、深く考えれば無意識に相手を傷つけてしまっている可能性がある。

これは、僕のこどもたちにも起こり得ることで、自分が子供に「男の子だから」なんていう逃げの言葉ではなく、ひとりの人格、人間として正しくないと伝えなければならない。

今まで持てなかった視点を与えてくれる一冊でした。

考え出すきっかけになる本だと個人的には思っています。

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